とある日のこと。
例のこどく、時間の使い方を見直していると(私の場合、ずっと見直し中、という感じで、そこが笑えるのだけど…)、ふと自分のカレンダーを見てみると、本当に自由な日、もっというと日というよりかは時間というのは少ない、と改めて思う。
そこで、ふとカレンダーを見ながら、この予定ってホントに大事かな?と思う瞬間があった。それはまさにピン!と音がなるような、自分の中からの素朴な、純粋な疑問であった。
それを計画した時は、これは予定を入れとこ!と思った、つまり価値のあるものだった。
が、時間の使い方をいろいろ考えていると、どう考えても全部やることはムリだ、と次第に理解するようになる。
そこで、思い切ってその予定をキャンセルすることにした。
まわりにキャンセルを伝えた時はやはり心がちょっと痛んだ。
でもおかげさまで、他のことを選択して、他のことが出来たのである。満足である。
そう、正直なところ、そちらの方が優先度が高かったということ。
人生はトレードオフ。
とは、昔から知っていた言葉。
だけど、昔はわかっていなかったと思う。
最近、その意味をやっと理解し、それを行動できるようになってきたかな?と思う。
まだ試行錯誤の日々だけど。
人生はトレードオフ的思考な教科書。
何度も読み返している本。